中秋の名月
2017-10-05
10月4日中秋の名月。
皆さん、お月見されましたか?
当院では、昼食にお団子ときぬかつぎをお出ししました。
『きぬかつぎ』とは、サトイモを皮が付いたまま蒸して、皮を少し残して剥いたものです。
中古・中世の時代に、身分の高い女性は、単衣の着物を頭から被って顔を隠して外出しました。その装いを「衣被ぎ(きぬかつぎ)」と言い、皮を少し残して剥いたサトイモの様子がその「衣被ぎ」に似ていることから命名されたそうです。
お月見と言えば、お団子、ススキ、そしてその時期に収穫される野菜や果物をお供えしますよね。
白くて丸いお団子は、満月を表わしていて、健康や幸せを祈る意味があります。
ススキは稲穂に似ているのでお米の豊作を祈ってお供えします。
そして、収穫に感謝してこの時期取れるイモ類をお供えします。中秋の名月を別名『芋名月』とも言うそうです。
意味を知るとお団子やお芋の味もまた格別かもしれません(^_^)
この日のお月様、まん丸くてとてもきれいでした☆彡