救急蘇生訓練
当院では、年間約1,500件の分娩があり、新しい命の誕生を迎えます。
分娩は、いつ、何が起こるかわかりません。

ですから、安全に、大切な命を守るため、スタッフは、定期的
に救急蘇生の訓練を受けています。

今回は、3グループに分かれて、研修を受けました。

効果的な心肺蘇生をするために、自分はどう考えるか、
ディスカッションもしました。

実技試験を受け、チーム救命率も発表されます。

練習用のマネキンは、成人用と小児用を用意しました。

地域医療センターの平井先生をはじめ、インストラクターの皆さま、ありがとうございました。
これからも、安全・安心の医療を実践して参ります。
一日おつかれさまでした👏
エンジェルトランペット開花
今年当院本館前の“エンジェルトランペット”が、満開の季節を迎えました🌼
花がトランペットのように、大きく開くのが特徴です。

前理事長が大切にしていたエンジェルトランペット✨
庭が寂しくなりがちなこの時期、今もこうして賑わせてくれます。

エンジェルトランペットの花言葉は、「愛敬」「愛嬌」で、
“エンジェル”にぴったり👼
季節限定の開花、どうぞお楽しみください。
映画上映会~イン・セイフ・ハンズ~
フランスの社会福祉について研究する安發明子氏の協力の下、
フランスの養子縁組の実情を描いた映画「イン・セイフ・ハン
ズ」の上映会を熊本Denkikanで開催しました。

約200年も前から匿名出産が制度として整っているフランス。
現在でも、年間約600件もの赤ちゃんが、この制度の下、誕生
していると言われています。

[c] 2018 TRESOR FILMS – CHI-FOU-MI PRODUCTIONS – STUDIOCANAL – FRANCE 3 CINEMA – ARTEMIS PRODUCTIONS

映画終了後には、安發氏と蓮田院長によるトークタイムが設け
られました。安發氏は、
「どんな赤ちゃんでも1人の人間。子どもに嘘をつかない」というこの映画のポイントを解説。
蓮田院長は、「フランスの匿名出産を知る絶好の機会でした」と映画を好評しました。
また、当院の蓮田真琴・新生児相談室長より、
「子どもを育てられない母親について、日本では“無責任な
人”とされるが、フランスでは“支援しなければならない人”。
『ゆりかご』には批判もあるが、行政や他の病院に断られて慈
恵病院まで来る女性達を私達は断れない。赤ちゃんが生まれた
その後の人生も考えている。5年以内には、日本にも赤ちゃん
と母親を守る制度ができてほしい」と締めくくりました。
消防訓練
定期的に行っている、防災訓練。
今回は、初めて外来を火元と設定し、避難誘導する訓練を行いました。

館内の患者様には、事前にアナウンスの上、消火活動を開始。
初期消火は失敗し、避難を始めました。

院内には、新生児から車椅子を必要とされる患者様までいらっ
しゃいますので、適切な指示命令系統が重要です。

また、今回、火元近くの車椅子が使えなかったので、応急担架
で代用しようと試みたり、現場判断が求められました。

反省点として、大きな声が出ていないので、カーテンの奥まで
探したり、指示を出すことが難しかったので、今後、車椅子等
の場所や施設の位置確認など、何をすべきか再認識する貴重な機会となりました。
今回の訓練を活かして、防災に努めて参ります。
サボテンの花
サボテンの花と言えば、どんな花を想像しますか?
当院横の熊本修道院で、一晩しか咲かないサボテンの花が、
見事に咲きました。

ピンク色の花は、キンシャチ🌵
サボテンの王様と、呼ばれています。


これは、シスターが、コロナ禍で亡くなられたおじいちゃんか
ら受け継いだサボテンだそうです🌵
通常は、5年位かかって花が咲くそうですが、今回は一年もた
たず咲いて、“おじいちゃんの花”として喜ばれました。
花は、本当に一晩でしおれてしまいましたが、また来年、
開花の日が楽しみです。
一次救命処置(BLS)勉強会

各部署のスタッフが参加して、一次救命処置(BLS)の勉強会を行いました。
一時救命処置とは、心肺停止や呼吸停止の際に行う対応のことです。

意識や呼吸の有無を確認して、必要に応じて胸骨圧迫します。
1分間当たり100~120回、30回続けて行います。

続いて、AED(自動体外式除細動器)の使い方を実習しました。
電気ショックが必要か否か、確認して、必要ならば、電源を入
れて音声メッセージに従います。
一時救命措置が必要な場面に遭遇したとき、知識があっても冷
静な対応が難しいことが予想されます。
速やかに対応できるよう、このような訓練を繰り返し行っていきましょう。
フランスの福祉に関する講演会

フランスの福祉事情に詳しい安發明子さんをお招きして、講演会を開催しました。
フランスでは、3歳から義務教育が始まり、教育費は大学院ま
でほぼ無料だということ、子育て支援が充実しており、専門職
が子どもの育ちを保障するということ、などなど、子ども育て
る環境や制度が日本と大きく異なります。
また、200年も前から匿名出産が行われ、今も、年間500名ほ
どの親が匿名出産を希望していますが、経済的な理由はないと言います。
安發さん自身もフランスで出産を経験し、手厚いソーシャルワークに驚いたそうです。
今年、安發さんは、熊本市と当院が共同設置した子どもの
「出自を知る権利」を議論する検討会の委員にも就任されましたので、今後もご活躍を期待しております。
納涼会2023
蒸し暑い日が続いていますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
当院では久しぶりに、職員の納涼会を開催しました。

コロナ禍、職員の集まりやイベントは、ほぼ皆無でした。
今回は、感染対策の意味も含めて、同じ部署同士、同じテーブ
ルにならないように、座席はくじ引き✨

たくさんの職員が参加してくれましたので、
検温や消毒も、念入りに行いました。


久しぶりの乾杯🍻
今日は、たくさん楽しみましょう😊


夏は、これからが本番🌞
体調を整えて、がんばっていきましょう。
今年も咲きました
予報通り、熊本地方も梅雨入りし、蒸し暑くなってきました🌧
傘が手放せない季節ですね🌂

当院では今年も、第一駐車場の道路沿いのアジサイが見頃を迎えました。
満開のアジサイは、まるで、一時の清涼剤✨

アジサイは、種類が多くて、色も形も様々と言われています。
ここでも、色々なアジサイを楽しむことができます。

最近は、母の日や父の日のプレゼントとしても、人気があるようですね🎁
本格的な夏が来るまで、期間限定のアジサイをどうぞお楽しみください🐌
報道関係の皆さまへ説明会を開催
4月、異動で初めて「こうのとりのゆりかご」を担当する報道
関係の皆さまを対象に、説明会を開催致しました。

初めに、当院の母子支援施設「エンゼルルーム」をご案内しました。
エンゼルルームは、現在、4部屋ご用意があります。

北欧調の温かみのある雰囲気のエンゼルルームには、バス&ト
イレはもちろん、ミニキッチンも完備。
今後は、ご家族も宿泊できる施設を検討中です。

その後、「こうのとりのゆりかご」に預け入れがあった際のス
タッフの対応や、実際に「こうのとりのゆりかご」の仕組みを見ていただきました。

また、蓮田院長より、当院設立の背景から、「こうのとりのゆ
りかご」、内密出産に至るまでの経緯などを、ご説明いたしました。
限られた時間ではありましたが、今後の参考になれば幸いです。


































