キャンドルサービス2022
コロナ禍、自粛しておりましたキャンドルサービス。
今年は、規模を少し縮小し、感染予防を行いながら、開催致しました。
職員は事前に、讃美歌を練習しており、
久しぶりに、廊下に讃美歌が響き渡りました。
島崎教会のアレサンドロ・トゥルコ神父様には、天使役のお子
さんと供に、全てのお部屋を回り、患者様の健康と幸せのため、お祈りいただきました。
天使役からは、クッキーのプレゼントをお渡し、大変喜んでいただきました。
伊万里の修道院からお取り寄せした、手作りクッキーです。
職員一同、皆さまにとって、良きクリスマスになりますように祈念いたします。
アレサンドロ・トゥルコ神父様、ありがとうございました。
エンジェルトランペット
当院の本館前に、白くて大きな花が満開!
この時期、満開のお花は珍しく、パッと目を引きます。
お花が好きだった前理事長が大切にしていたその名も「エンジェルトランペット」。
名前の通り、トランペットにそっくりです(^.^)
一見、ユリの花に似ていますが、実はナス科で熱帯植物だそう。
香りもよいので、お近くにお越しの際には、是非ご覧ください。
島崎バザー2022
コロナ禍、自粛されておりましたバザーが島崎教会で開催さ
れ、当院からも海鮮焼きや、牛肉、豚肉の串焼きを販売致しました。
島崎教会は、毎週、エンゼルこども食堂の会場としてもお世話になっております。
2階建ての、個性的なデザインに注目。
あいにく、朝から小雨が降っていましたが、お昼前には青空も見えました。
炭火で焼く、海鮮やお肉の香りにそそられて、たくさんのお客
さまに喜んでいただきました。
牛肉も豚肉も柔らかくて、大好評✨
お子さん達は、ゲームやビンゴ大会に夢中。
たくさん食べて、遊んで、皆ニコニコ笑顔でした(^.^)
いつもエンゼルこども食堂に来てくれているお子さんには、
できたてのホットドックをお配りしました。
皆、大きな口を開けて、「いただきまーす」。
久しぶりの、バザー、とっても楽しかったね!
島崎教会皆さま、ありがとうございました。
姜先生講演会開催
目白大学の姜先生が、当院へ再びお越しくださいました。
今回は、「韓国社会におけるベビーボックスの役割」につい
て、直近の韓国のベビーボックス事情も踏まえ、ご講演くださいました。
8月に、韓国のベビーボックスを訪れたばかりの姜先生。
寄付金により、綺麗に塗り替えられたベビーボックスを見て、
改めて、韓国では社会に認められた存在だと感じられたそうです。
一方、日本の「こうのとりのゆりかご」は、まるで「島」のよ
うだと、表現されます。
日本の中心地から遠い、という場所の問題だけではなく、
確固たる支援や制度がなく、慈恵病院独自の取り組みという印象が強いそうです。
教会を中心に、雪だるま式に社会を巻き込むことに成功した韓国。
今後、日本で緊急下の女性をどのように支援していくか、また、
困窮した女性に寄り添った報道の在り方の重要性も訴えられました。
当日は、たくさんの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
発達症について~興野先生講演会~
近年、多発している乳幼児に関係する事件や事故の背景に、
保護者の成育歴や発達症が起因しているのではないかと、懸念されています。
そこでこの度、精神科医の興野康也先生をお招きして、発達症
について分かりやすく解説していただきました。
人吉在住の興野先生は、患者さんの診察のみならず、市役所や
児童相談所との連携、ご自身の子育てを通じて、たくさんのご経験をお持ちです。
そのようなご立場から、「こうのとりのゆりかご」や「内密出
産」を求めて、慈恵病院へ駆け込む女性達が、なぜ、そこまで
孤立してまったのか、「根っこ」が大事だと語りました。
また、子どもの頃から、困ったときにSOSを出す練習をして
ほしい、と訴えました。
数年前、興野先生からのご指摘で、孤立出産に追い込まれる女
性と発達症の共通点に気付いたという、蓮田院長。
今回、興野先生からたくさんの質問にもお答えいただき、今
後、福祉や保健との合同支援や「心の相談窓口」など、当院
として実現可能なアドバイスを頂きました。
当日は、報道関係者の参加も多数いただき、今まであまり知ら
れていなかった発達症との関係性を周知する機会となりました。
興野先生、ご講演ありがとうございました。
討論会開催~ドイツ・韓国・日本のベビーボックスについて
7月の終わり、ドイツ、韓国、日本のベビーボックスについて、講演&討論会を行いました。
ゲストは、ドイツの事情について、千葉経済大学短期大学部の
柏木恭典先生より、韓国の事情にいて、目白大学人間福祉学科
の姜恩和先生よりお話いただきました。
左から姜先生、柏木先生、当院の蓮田院長です。
当日は、地元の報道関係の皆さまにも多数ご参加いただきました。
是枝宏和監督の映画『ベイビー・ブローカー』を見た参加者も
多く、パンフレットにコメントを寄せている姜先生、柏木先生から映画の感想もお聞きしました。
世界のベビーボックスの現状をテーマにした、国際シンポジウムの開催より5年。
日本より取り組みの進んだ韓国、ドイツのベビーボックスの最
近の状況は、非常に興味深い内容でした。
姜先生、柏木先生、ありがとうございました。
避難訓練
先日、猛暑日ではありましたが、定期的に行っている
火災避難訓練を実施しました。
昼過ぎ、「火災発生!」のアナウンス。
もちろん、入院中の患者様には、訓練であることをお知らせしています。
まずは、火元となる目印を探しました。
発見したら、速やかに消化活動を開始!!
陣痛中の患者様は、担架による移動を行いました。
階段や段差などもあり、無事に避難するためには、
障害となる場所がいくつかあることがわかりました。
新生児室の赤ちゃんは、スタツフがお一人お一人、抱っこして避難しました。
赤ちゃんの人数分、スタッフも必要になります。
最終的に、避難に14分かかり、速やかな避難ではありました
が、反省点もいくつか見受けられました。
次回の訓練では改善していきましょう。
暑い中、皆さんおつかれさまでした。
アジサイ
昨年より1週間程遅れて、熊本地方も梅雨入りしました。
雨が続く日々は憂鬱ですが、全く降らないのも困りもの。
当院第一駐車場横のアジサイも、梅雨入り前に見頃を迎えました。
アジサイは種類が豊富で、当院でも色々な色や形をを見せてくれます(^.^)
この時期だけですが、梅雨の憂鬱さを少しでも吹き飛ばしてくれるアジサイ。
どうぞお楽しみください。
延焼ライン
「延焼ライン」という言葉をご存知でしょうか。
あまり聞き慣れないので調べてみると・・・、
“火災が発生したときに、延焼するおそれがある範囲”のことだそうです。
現在、当院マリア館前に売店を新設しようと工事が行われています。
そのため、売店の真裏にあたるマリア館の1~4階の窓を火災
の際、耐え得るものにしなければなりません。
売店の完成前に、しっかりとした防災対策を完了させなければ
なりませんので、今回は、窓枠のチェックやガラス交換などの
工事をしていたただきました。
夏には新しい売店がオープン予定です。
どうぞご利用ください。
炊き出し訓練
忘れることのできない熊本地震より6年。
4月14日、当院では災害時に備えて炊き出し訓練を行いました。
本館とマリア館をつなぐ通路の下で、火起こしを開始。
火を強くするために割りばしを投入したら、想像以上に火力が
強くなり、びっくり。
当院では、防災用の5年保存できるミネラルウォーターを貯蔵しております。
熊本地震では貯水槽に穴が開いて水が貯められず、大変な思いを経験しました。
熊本地震の後、防災用の羽釜も購入しました。
いざという時、ご飯さえ炊ければ安心です。
今回は、お米4kgで50人分のご飯が炊けました。
お焦げもしっかりついて、大成功(^.^)
当院の三浦シェフ自ら、盛り付けてくれました。
ちょうど昼前でしたので、カレーの香りに誘われて、職員も続々集合。
4月に入ったばかりの新人スタッフも、カレーを楽しみにしていました。
「オペ室担当です!」。
最近では日本各地で、地震が起こっているようですので、
いつ、また熊本でも大きな地震が発生するか分かりません。
熊本地震の教訓を忘れずに、活かしていきたいものです。