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腹腔鏡手術
お腹に数カ所小さい穴をあけて、
そこからスコープ(内視鏡カメラ)や
鉗子を入れて手術を行ないます。
■どんなときに行う?
卵巣嚢腫、子宮内膜症、子宮筋腫、卵管癒着剥離、子宮外妊娠など
■腹腔鏡手術のメリット
・お腹の傷が目立ちにくく、美容面で優れている
・おなかの傷が小さく、術後の痛みが少ない。
・術後の動きが良いため、全身状態の回復が早く早期退院が期待できる
■気になる点
・良性疾患のみの適応に限られている
・手術の難易度が上がる
・手術時間が長い
子宮鏡下手術
子宮用の細い内視鏡(子宮鏡)を子宮の入り口から挿入し、
ポリープなどを子宮鏡の先端にある電気メスを操作し
切開・切除する手術です。
■どんなときに行う?
子宮筋腫(内腔に突出した状態)、子宮内膜ポリープ、子宮内部の癒着、子宮内部の奇形 など
■子宮鏡下手術のメリット
・お腹を開けない分、身体に負担がかかりにくい
・術後の痛みがほとんど無い
・多くの場合手術時間は20分~1時間以内で済み、出血も多くない
■気になる点
・筋腫の大きさや、発生場所によっては対応できない
・稀に器械が子宮を貫通し子宮に穴が生じる場合がある
・腟の中のばい菌が子宮の中に入り、腹痛や発熱を伴うことがある
・術中、子宮内に水を注入するため、手術が長時間の場合に水中毒と呼ばれる状態になる可能性がある。
腟式子宮全摘術
お腹を開けずに、
腟の方から子宮を摘出する手術です。
■どんなときに行う?
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮線筋、生理痛がひどい方、生理の出血量が多い方、骨盤臓器脱、初期の子宮癌
■腟式子宮全摘術のメリット
・お腹を開けない分、術後のお腹の傷の痛みがない
・痛みが少ない分、術後の回復が早い
・お腹に傷が残らないため美容上にも優れている
■気になる点
・開腹よりも視野が狭いため、執刀者にとっては難易度が高い
・子宮筋腫などが原因で、手術時間が長くなることがある
・子宮があまりにも大きくなった場合、摘出自体が困難になる
・お腹の中に強い癒着がある方にはお勧めできない
骨盤臓器脱手術(TVM手術)
腟に切開を加えて、腟壁の裏側に
メッシュを埋め込む方法です。
メッシュによって骨盤内臓器を支える力が補強されます。
■どんなときに行う?
「股の間に何か挟まった感じがある」・「ピンポン玉のようなものが出てくる」等の症状、子宮の下がりが進行し痛みが生じた方
■TVM手術のメリット
・従来の治療法と比べ、術後の再発率が5~10%と低い
・体への負担が少ないので、退院が早い
・従来の手術では膣が狭くなるが、TVM手術では狭くならないため、性生活に支障が出ない
■気になる点
・膣の裏に埋め込んだメッシュが露出することがある(発生頻度5%)
・術後しばらく、自力での排尿が困難となる場合がある
・下がっていた膀胱が元に戻ることによる副作用として術後、尿がもれることがある
MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)
膣からアプリケーターと呼ばれる直径4mmの金属管を挿入し、
その先からマイクロ波を照射して、
子宮内にある内膜を加熱し、壊死させる治療法です。
■どんなときに行う?
過多月経(生理中の出血量が多い方)、出血による立ちくらみ、動悸、月経に大きな血の塊が混ざっている
■MEAのメリット
・お腹を切らないため高い安全性と時間短縮ができる
・1泊2日の入院で済む
・比較的ローコストで行える
■気になる点
・治療ができない場合がある
 (将来の妊娠希望者、子宮筋腫が大きい方、子宮内腔の著しい変形、悪性疾患、子宮の筋肉が薄い方)
患者様の症状や手術の経過によっては食べられない方もいらっしゃいますが、朝食、昼食、夕食ともに、温かい食事をご用意いたします。安心・安全でおいしいお食事をお召し上がりいただくために、毎日の調理と大切に行っています。