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通常の手術では、病気の部分を目で見て確認するために、約10cm前後、おなかを切ります。 腹腔鏡手術では、まず、へその底の部分を0.6~1.5cm切開し、その部分に腹腔鏡のカメラを入れて、おなかの中を確認しますので、わざわざお腹を切る必要がありません。ほかに、子宮外妊娠の診断や、卵管の疎通性の確認など、診断目的のみで行う場合もあります。もちろん、手術終了時は、切開した部分を縫いますが、術後の傷あとは目立ちません。

治療が必要な場合には、鉗子や電気メス、持針器などを使用して施術します。これらの器具をおなかに入れて手術操作をするため、下腹部に3カ所、0.6~1.5cm程度の穴を開けます。この操作で、子宮内膜症などの癒着剥離や子宮全摘術を行なうことが可能です。
子宮全摘術の場合は、腟側も切断するため、おなかの傷は最小限となります。また、場合によっては筋腫のみを腟から取り出すことも可能であり、子宮筋腫だけを取り出し、子宮を残す手術も適応できます。腫瘍が大きい場合は、切開部を2〜3cm程にして、そこから取り出します。
また、若い患者さまの場合、妊娠のことを考えて、卵巣の腫瘍部分のみを摘出して、正常部分は残すことを希望される患者さまも数多くあります。
傷は2cm程になる場合もありますが、なるべく小さい傷で手術を行えるよう努めています。

腹腔鏡手術の特徴

通常の手術では、病気の部分を目で見て確認するために、約10cm前後、おなかを切ります。 腹腔鏡手術では、まず、へその底の部分を0.6~1.5cm切開し、その部分に腹腔鏡のカメラを入れて、おなかの中を確認しますので、わざわざお腹を切る必要がありません。ほかに、子宮外妊娠の診断や、卵管の疎通性の確認など、診断目的のみで行う場合もあります。もちろん、手術終了時は、切開した部分を縫いますが、術後の傷あとは目立ちません。

治療が必要な場合には、鉗子や電気メス、持針器などを使用して施術します。これらの器具をおなかに入れて手術操作をするため、下腹部に3カ所、0.6~1.5cm程度の穴を開けます。この操作で、子宮内膜症などの癒着剥離や子宮全摘術を行なうことが可能です。
子宮全摘術の場合は、腟側も切断するため、おなかの傷は最小限となります。また、腟から取り出すことも可能であり、子宮筋腫だけを取り出し、子宮を残す手術も適応できます。腫瘍が大きい場合は、切開部を2〜3cm程にして、そこから取り出します。
また、若い患者さまの場合、妊娠のことを考えて、卵巣の腫瘍部分のみを摘出して、正常部分は残すことを希望される患者さまも数多くあります。
傷は2cm程になる場合もありますが、なるべく小さい傷で手術を行えるよう努めています。