慈恵病院では「こうのとりのゆりかごだより」という機関誌を年に2回はっこうさせていただいています。
当院で特別養子縁組を!とお考えの方の中にも、慈恵病院にはカトリックの教えが根底にあることを
ご存じないという方もいらっしゃいますので今回は少しお話をさせてください。
【慈恵病院の歴史的背景】
・コール神父様の要請に応じたマリアの宣教者フランシスコ修道会5人のシスターが原点
1897年(明治30年)に貧困者のための施療院が設立され、その翌年の1898年(明治31年)に5人の
シスターが熊本に到着。島崎村琵琶崎に修道院を創設し1901年(明治34年)同敷地内にハンセン病院
「待労院」を作りました。これが、慈恵病院の原型になります。
5人のシスターが最初にしたことがハンセン病者の足を洗う事(仕えること)でした。
このことが活動の原点であったと言われ、この精神は今でも慈恵病院に引き継がれています。
1952年シスターにより聖母琵琶崎慈恵病院が設立され、1978年にシスターから引継ぎ
医療法人聖粒会 慈恵病院が設立され現在に至っています。
慈恵病院は2019年3月に熊本市より特別養子縁組を直接あっせんする団体としての許可を取得し
3月19日より事業を開始しました。
日本には20以上のあっせん団体があります。その活動や方針は団体によって様々です。
私たち慈恵病院が目指す特別養子縁組への思いには、こうした先人たちの思い、教えがあり
それを基に培った経験が込められております。これからも、それぞれの立場の方々
を支えながら
赤ちゃんの代理人としてあっせん活動を行っていきたいと思っています。
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特別養子縁組 お問い合わせ
090-9959-0093
yousiengumi@jikei-hp.or.jp
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