【2016年の記事】

2016-05-12

第3回エンゼルこども食堂

 
 
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5月10日から学校も再開し、子ども達も忙しくなってきました。
地震の影響で地元の城西小学校の運動会は10月に延期されましたが、
西山中学校の運動会は5月22日なので、中学生は慌ただしいです。
 
 
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4月28日のバーベキューの際に鹿児島の大隅ミート様から100kg(!)の
豚肉をいただきました。そのうち5kgが残っていたので、この食材を使って、
「チーズをはさんだ豚肉のミルフィーユカツ」です。
 
ご寄付いただいた長芋は、「長芋ステーキ」になりました。
お子さんによれば、「おいしかった!」そうです。
 
その他、いただいた熊本産のサツマイモ「べにはるか」を使ったスイートポテトなど、
ほとんどがご寄付の食材でした。
 
 
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今回は、病院の調理師、栄養士が頑張って作ってくれました。
 
 
第3回子ども食堂子ども達
 
ちょっとおしゃれなメニューで、「レストランみたい!」と好評でした。
27名のお子さんに来ていただきました。

2016-05-08

こども食堂サミットからご寄付

 
西日本新聞寄付
 
 
先日、西日本新聞記者の伊藤さんが寄付金を持参し、慈恵病院にお越しになりました。
 
4月24日に開催された、『こども食堂サミットin九州』の有志の皆様からのご寄付だそうです。
こども食堂の課題などを議論するシンポジウムが開かれたのですが、慈恵病院スタッフは
震災対応のため欠席させていただきました。
 
当日会場で熊本への寄付が呼びかけられたそうで、参加者の皆様から寄付金が集まりました。
伊藤さんが依頼を受け、熊本の各こども食堂にお配りになっているそうです。
 
サミットに参加できなかったのは残念でしたが、温かいお心配りに感謝いたしました。
参加者の皆様ありがとうございました。
次のサミットには是非参加させていただきたいと思います。

2016-05-05

第2回エンゼルこども食堂

 
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今回からは会場を病院4階の職員食堂に
移しての開催です。
 
 
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この日はちょうど「こどもの日」でした。
職員の子どももバンダナを巻いて手伝ってくれました。
 
 
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今回はカレーと炭火で焼いたソーセージです。
ご寄付いただいたフルーツ類も甘くて好評でした。
 
 
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ちょっと量が多いかも、と心配しましたが
完食の子が多かったです。
 
 
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今回は修道院からシスターが応援に来て下さりました。
お子さんへの対応が優しくきめ細かで、「さすが」という感じです。
 
 
JA
 
JAグループからは毎回応援に駆けつけて下さります。
感謝です。
 
 
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前回応援してくれた高校生チームも10名来てくれました。
来週から学校が始まるので、応援してくれるのも今のうちです。
ちょっと寂しいですが、夏休みにまた来て欲しいです。
 
 
かき氷
 
かき氷は9種類の味です。
イチゴ、メロン、オレンジ、マンゴー、ブドウ、コーラ、レモン、ブルーハワイ、
トロピカルピーチ、中でもコーラとイチゴ、マンゴーが人気でした。
 
 
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お腹いっぱい食べた後でも、かき氷は別腹のようで、おかわりをする子もいました。
 
 
集合写真
 
参加者は、子ども47名、高校生ボランティア10名、大人16名でした。
4月14日から始まった長い休校も終わりに近づいています。
5月10日から小・中学校が始まります。
来週は学校の帰りに寄って欲しいです。

2016-04-28

第1回エンゼルこども食堂

 
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エンゼルこども食堂オープンの日がやってきました。
ボランティアの中学生、高校生たちは朝から集合し、
おにぎり作りに取りかかります。
 
 
焼き方一人
 
会場ではお肉の準備が着々と進んでいます。
 
 
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会場の病院職員駐車場には竹林や鯉のいる池などもあり、
バーベキューには絶好の場所です。
雨が降るのではないかと心配していましたが、ちょうど良いくらいの曇り空で
暑くもなく助かりました。
 
 
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焼き方
 
大小合わせて10台のバーベキュー台で
お肉を焼いていきます。
ボランティアたちも、けっこう楽しそうです。
 
 
おんぶ
 
調理だけではありません。
体を張って小さな子と遊ぶボランティアも
いました。
 
 
 
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こちらは飲み物コーナーです。
炭酸系の飲み物が人気でした。
支援物資のおかげで飲み物も十分に有り、助かりました。
 
 
 
たなべさん
 
 
配膳係の彼女は高校の水泳部に所属しています。
ボランティアチームには部活動で活躍している子が多く、
そのせいか、礼儀正しく、気配りが行き届き、てきぱきと動いてくれました。
 
 
食事風景補正
 
震災下の炊き出し的な部分もありましたので、イスやレジャーマットなどを
準備する余裕はありません。
段ボール箱や新聞を準備し、それをお尻の下に敷いてもらいました。
 
 
2人
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来場のお客様に食事が行き渡ったところで、
ボランティアたちも食事です。
 
 
大盛り
 
 
このボリューム、さすが野球部の高校3年生です!
 
子ども食堂補正
 
子どもの参加者数300人以上、大人を合わせると400人以上になりました。
食べる場だけでなく遊ぶ場にもなり、とてもにぎわいました。
 
4月14日の地震発生から2週間後の開催でしたが、休校状態が続く中、
久しぶりに友だちに会えた子も少なくありません。
ママ友に再会できて涙ぐむお母さんもいました。
 
 
ミーティング②
二人の報告
理事長挨拶
 
後片づけ終了後、病院でミーティングを行いました。
蓮田太二院長はとても感謝し、是非ご挨拶をしたいと
マイクを握りました。
後日、各学校に感謝状もお届けしています。
 
 
集合記念撮影
 
地震から2週間、ほとんどお肉を食べていない人がたくさんいました。
そんな中、400人以上でバーベキューをできたのは、多くの方々の
ご支援のおかげです。皆様本当にありがとうございました。
 
エンゼルこども食堂としても、素晴らしいスタートの日になりました。
これからも末永くお子さんたちの役に立てるようにがんばります。

2016-04-26

第1回エンゼルこども食堂への支援品

 
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コンビニエンスストアでジュースを買おうとしても、「1人3本まで」と制限される
こともあります。物流が滞っている中で、第1回エンゼルこども食堂を開催できるのか
心配していましたが、全国からたくさんの支援物資をいただきました。
 
 
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ジュースなどの飲み物の他に、食器類もたくさんいただきました。
 
 
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心温まるメッセージもいただき、感激です。
 
 
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副院長の大学時代のご友人が北九州からたくさんお肉を送って下さいました。
 
 
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滋賀県からも有志の皆様から近江牛のお肉をいただきました。
 
この他、4月28日に到着予定ですが、鹿児島県から100kgの豚肉をいただく
予定です。熊本県内の食肉会社様からもお肉を届けていただく予定で、
十分なお肉になりそうです。
 
地震以来、子どもも大人もお肉を満足に食べることができずにいます。
たくさんのお肉をいただきましたので、きっとお腹いっぱい食べてもらえると思います。

2016-04-25

4月28日 エンゼルこども食堂オープンに向けて

 
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いよいよ4月28日にエンゼルこども食堂がオープンします。
近隣の方や遠方の方、企業・団体様から個人様など、たくさんの方々のご協力で
開店に至ることができます。
震災に遭われた方も含め、皆様笑顔で開店に向け頑張っています。
 
こんな時だからこそ、みんなで笑ってお食事しませんか。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。

2016-04-25

エンゼルこども食堂実行委員会

 
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第1回のエンゼルこども食堂の運営は地元の中学生、高校生に
お願いすることになりました。彼らは地震発生後、病院の支援物資管理を
手伝ってくれました。その時の行動力、気配りには病院職員も高い評価をし
信頼していたところです。
実行委員会は地元の西山中学校3年生と、西山中出身の高校生で組織され、
30名以上のグループになりました。彼らが設営、調理などを行います。

2016-04-21

第1回エンゼルこども食堂開催にあたって ~蓮田健副院長facebookより~

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図1
 
たくさんご支援いただいた上に厚かましいとは思いますが、お願いがあります。
 
お肉をいただけますでしょうか。
ジュースをいただけますか。
焼き肉のたれや、紙皿、紙コップ、お箸、炭もいただけるとありがたいです。
 
慈恵病院では「子ども食堂」の開設準備を進めてきました。
4月28日にスタートする予定でした。
延期すべきかどうか悩みました。
 
この震災下で、手をかけた食事を提供することができません。
病院の調理師も、患者さんや、避難者、職員への食事提供でいっぱい、いっぱいです。
入院患者さんにも、不十分な食事を我慢していただいています。
 
しかし、地震の揺れでおびえている子たちを見ていると、こういう時だからこそ無理をしてでも子ども食堂を開催しなければいけないと感じます。
 
震災で給食が途絶えた今、貧困や孤食の子たちはどうしているのかと思います。
経済的不安がある子たちにとって、地震の恐怖はよりダメージとなっていないでしょうか。
1日に何回も地震が来るのなら、そばにいて抱きしめてくれる大人がいなければならないはずです。パートをかけ持ちしなければいけないお母さんは、仕事を休んで子どもと一緒にいてくれているでしょうか?
 
子どもは肉が大好きです。
コーラやサイダーが好きな子もたくさんいます。
肉ばかり食べ、ジュースばかり飲むのは良くないですが、今回ばかりは大目にみて下さい。
 
子どもはバーベキューになるとワクワクします。
バーベキューをしたことがない子にとっては驚きの世界です。
ソーセージも炭火で焼いてタレにつけて食べれば、家の朝ご飯とは段違いの美味しさになります。みんなといっしょに食べれば、もっと美味しいはずです。
ただ、問題は肉です。
 
慈恵病院が運営する「エンゼル子ども食堂」は、主に城西小学校、花園小学校、一新小学校、西山中学校、井芹中学校の生徒さんや、この地区の高校生を対象にしています。
(その他の地域のお子さんも大歓迎です)
子ども食堂に来てくれるのは一部のお子さんだと思いますが、それでも5月8日までは休校らしいですので、100人、場合によっては500人以上の参加数になるかもしれませ
 
慈恵病院と取引のあった肉屋さんが2社ありましたが、1社は今日から取引を再開したばかりで、もう1社には連絡しても応答がありません。500人分のバーベキュー肉を供給してもらえる状況ではありません。
 
4月27日に福岡へ買い出し隊を送り、食材の調達を行う予定です。
ただ、素人がまとまったバーベキュー肉を確保できるかは未知数です。
幸い、熊本県内の養豚業者さんと食肉加工会社さんから協力の申し出をいただきました。
このパワーを合わせれば大丈夫だと思います。
ただ、初めての試みで先が読めないため心配です。
 
そこでFacebookをご覧の皆様にお力添えをお願いしたいのです。
目標は、「笑って、食べて、お腹いっぱいになる」です。
 
震災がなければゴールデンウィークの楽しい時期に入るはずでしたが、熊本は何百年に一度の震災に見舞われてしまいました。
子どもたちは、口に出さなくても不安を抱えています。
子ども食堂の特別バージョン「みんなでバーベキュー」で、子どもたちが笑い、元気になってくれれば、と願います。
 
皆様にご支援をお願いいたします。
 
なお、私たちの冷蔵・冷凍設備は微々たるものです。
勝手ですが、4月27日~28日午前中到着の冷凍肉をいただけますでしょうか。
焼き肉用にカットを施してあるお肉がありがたいです。
未だに上水道の復旧が十分ではありませんので、切り分けることは厳しいです。
 
 
 
 
 

2016-04-20

炊き出し

 
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本震の翌日、4月17日に病院の駐車場で震災支援の炊き出しがありました。
 
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4月14日の前震以来、3日間はカップ麺やおにぎりばかりの生活でしたから、
嬉しいお知らせにみんなが集まりました。
 
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入院患者さんだけでなく、病院1階にいる避難所の人たちにも行き渡りました。
病院近くの民家にも配達されました。
家にこもっているご高齢の方は、「ほとんど食べていなかった」と、とても喜ばれました。
雑炊がとても美味しかったそうです。
 
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炊き出しをしていただいたお兄さんたちです。
料理も美味しかったですが、はじけるような明るさでみんなを元気づけてくれました。
 
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彼らは、熊本市内の「まるよし食堂」や「蛍」などで腕をふるう和食料理人です。
海産物が豊富な天草地方の出身です。
彼らが提供してくれる天草の海の幸は絶品でファンも多いです。
 
今回の地震でお店も損害を受けました。
地震の影響が少なかった天草に避難していましたが、被災者を支援しようと、
熊本に戻ってきました。
慈恵病院だけでなく、別の避難所にも回って炊き出しを行ったそうです。
 
食べるものに困っていた私たちには、貴重な支援でありがたかったですし、
我が身を置いておき、支援に尽力する姿に感銘を受けました。

2016-04-20

学生さんの支援

 
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いただいた支援物資のおかげで、病院いる人たちの水分や食事は確保されました。
ただ約150人分を3食準備しなければいけません。
必要な物資も大量です。
支援物資の保管整理に手が回らなくなったとき、職員の子どもや、
その友達が応援を申し出てくれました。
 
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地元の中学生、高校生が応援してくれました。
昼間は支援物資の管理のため病院の中を行ったり来たりします。
夜は売店のソファーで睡眠を取る生活が1週間以上続きました。
 
水道、ボイラー、ガスがストップすると病院の業務は滞ります。
その分、職員にかかる負担は大きく、支援物資の管理には手が回りませんでした。
学生さんの応援がなければ、病院の運営は難しかったと思います。

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