慈恵病院 無痛分娩

体験談コメント
4回目の出産なのに計画分娩が上手くいかなかった

子どもの春休み期間、夫の仕事の都合で計画出産にしました。前回3人目のお産がスムーズだったこともあり、4人目もスムーズにお産が進むだろうと思っていました。入院した日にチューブを入れ、促進剤の点滴、バルーンを入れました。子宮口5㎝まで開き、バルーンも外れましたが、赤ちゃんがなかなか降りてこず、微弱陣痛のまま朝を迎えました。朝から麻酔をやめ、促進剤のみし、夕方に強い陣痛がきて無事に出産できました。”4人目だからスムーズにお産が進む”と勝手に思い込んでしまった自分がいました。子育てと同じで1人1人お産が違うということを皆様にもお伝えしたいです。
 
〇良かった点
今回2日間かかったお産ですが、翌日から回復が早くて自分でもびっくりしました。陣痛の痛みが少しでもとれるのは本当に良かったです。いきむときも痛みが取れましたので助かりました。
 
〇悪かった点
2カ所チューブを入れてもらいましたが、腰の部分に入れたときが痛かったです。子宮口が8㎝から麻酔を入れてもらい、お産が進むのが早く9~10㎝の頃には激痛になりました。私の場合は痛みが十分に取れず、追加してもらいましたが、麻酔が効くまでに10分程かかるのでその間とても痛かったです。もっと早く追加してもらえばよかったです。
 
出産までの2日間体力的精神的にきつかった部分もありましたが(コロナのため家族とも離れたのもありまして)助産師さん達には入院した日から産まれるまで、優しくサポートしていただき、本当にお世話になりました。お産が進まないときに優しい言葉や前向きな言葉をかけてくださり、質問にその都度優しく丁寧に答えてくださり一緒に考えて、親身になっていただいたお陰でお産を頑張ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

分娩回数4回目
硬膜外無痛分娩回数3回目
全く陣痛を感じなかった

〇良かった点
麻酔が効いている間は全く陣痛を感じなかった。体の強張りも少なく、体力を温存してお産できた。カテーテルを入れる時も違和感が少なくて、当初思っていた負担よりずいぶん楽でした。
 
〇悪かった点
いきむのが難しかったように思います。
 
〇その他
上の子がいるため、回復が早い無痛分娩を希望しました。私は経産婦なのに、陣痛の感覚が10分程になってから来院したため、無痛分娩の処置をしていただくまでに結構陣痛の間隔が短くなってしまいました。無痛分娩はタイミングが大事だなと思いました。もし次に出産することがあれば、また無痛分娩でお願いしたいと思います。

分娩回数2回目
硬膜外無痛分娩回数1回目
無痛分娩に出会えたからこそ3人目まで産めた気がします

〇良かった点
身体を休める時間ができる。
気持ちの面で安心し、支えになる。
 
〇悪かった点
前回までは発熱しなかったが、今回は発熱してしまった。自覚症状はなかったが、赤ちゃんに負担をかけてしまったのではないかと少し不安になった。
足の感覚がなくなるので、動きたくても動けないのは辛い。腰やお尻が痛いときに足を曲げたくなったが、曲げることが困難で、夫に支えてもらいました。ただそのことを伝える余裕があるのは無痛分娩だからこそであり、悪いことだけではないと思います。
 
〇その他
3人目の出産で不安が強かったのですが、無痛分娩にしている分、安心感もありました。背中に針を入れられるとき、見えないので不安もありますが、妊婦検診で先生を信頼しているからこそ任せられた気がします。私の場合、慈恵病院まで通うのに1時間かかるところに家があります。実家から通っても40分はかかる距離です。もちろん慈恵病院より近いところにも何件も産婦人科はあります。最初、産院を考えたとき、持病に腰部椎間板ヘルニアがあるので、ある程度大きな病院がいいなくらいにしか考えていませんでした。(今は赤ちゃんポストでよく聞いていますが、今から6年前は私自身もあまり関心もなければ何も考えてなく、慈恵病院を知りませんでした。)姉が慈恵病院で、自然分娩から帝王切開になり、その分娩に同席(外で待っていた)した際の助産師さんの対応等、病院をしり、それから慈恵病院を選びました。1人目自然分娩から無痛分娩に急遽変えてくれた先生にとても感謝しています。無痛分娩に出会えたことで3人目まで産めた気がします。ありがとうございました。

分娩回数3回目
硬膜外無痛分娩回数3回目
病院より
【発熱について】 無痛分娩を開始して時間が経過(特に6時間以上)すると38℃以上の熱が出ることがあります。無痛分娩を受ける妊婦さんの約20%に認められます。原因は未だに不明ですが、少なくとも感染による発熱ではありません。この現象は直接赤ちゃんに悪影響を与えるものではありませんが、熱を下げるために解熱剤を使用したり点滴を追加することがあります。   【足のしびれについて】 麻酔薬の量が多くなると、足のしびれが強くなり、足が動かしにくくなります。 これらの不快感がないようにするには麻酔薬の量を少なめにした方が良いのですが、分娩も最後に近づくと、痛みがより強くなり、それに対応するために麻酔量も増えてしまいますので、足のしびれや動かしにくさが付いてきます。