炊き出し
2016-04-20
本震の翌日、4月17日に病院の駐車場で震災支援の炊き出しがありました。
4月14日の前震以来、3日間はカップ麺やおにぎりばかりの生活でしたから、
嬉しいお知らせにみんなが集まりました。
入院患者さんだけでなく、病院1階にいる避難所の人たちにも行き渡りました。
病院近くの民家にも配達されました。
家にこもっているご高齢の方は、「ほとんど食べていなかった」と、とても喜ばれました。
雑炊がとても美味しかったそうです。
炊き出しをしていただいたお兄さんたちです。
料理も美味しかったですが、はじけるような明るさでみんなを元気づけてくれました。
彼らは、熊本市内の「まるよし食堂」や「蛍」などで腕をふるう和食料理人です。
海産物が豊富な天草地方の出身です。
彼らが提供してくれる天草の海の幸は絶品でファンも多いです。
今回の地震でお店も損害を受けました。
地震の影響が少なかった天草に避難していましたが、被災者を支援しようと、
熊本に戻ってきました。
慈恵病院だけでなく、別の避難所にも回って炊き出しを行ったそうです。
食べるものに困っていた私たちには、貴重な支援でありがたかったですし、
我が身を置いておき、支援に尽力する姿に感銘を受けました。