第1回エンゼルこども食堂
エンゼルこども食堂オープンの日がやってきました。
ボランティアの中学生、高校生たちは朝から集合し、
おにぎり作りに取りかかります。
会場ではお肉の準備が着々と進んでいます。
会場の病院職員駐車場には竹林や鯉のいる池などもあり、
バーベキューには絶好の場所です。
雨が降るのではないかと心配していましたが、ちょうど良いくらいの曇り空で
暑くもなく助かりました。
大小合わせて10台のバーベキュー台で
お肉を焼いていきます。
ボランティアたちも、けっこう楽しそうです。
調理だけではありません。
体を張って小さな子と遊ぶボランティアも
いました。
こちらは飲み物コーナーです。
炭酸系の飲み物が人気でした。
支援物資のおかげで飲み物も十分に有り、助かりました。
配膳係の彼女は高校の水泳部に所属しています。
ボランティアチームには部活動で活躍している子が多く、
そのせいか、礼儀正しく、気配りが行き届き、てきぱきと動いてくれました。
震災下の炊き出し的な部分もありましたので、イスやレジャーマットなどを
準備する余裕はありません。
段ボール箱や新聞を準備し、それをお尻の下に敷いてもらいました。
来場のお客様に食事が行き渡ったところで、
ボランティアたちも食事です。
このボリューム、さすが野球部の高校3年生です!
子どもの参加者数300人以上、大人を合わせると400人以上になりました。
食べる場だけでなく遊ぶ場にもなり、とてもにぎわいました。
4月14日の地震発生から2週間後の開催でしたが、休校状態が続く中、
久しぶりに友だちに会えた子も少なくありません。
ママ友に再会できて涙ぐむお母さんもいました。
後片づけ終了後、病院でミーティングを行いました。
蓮田太二院長はとても感謝し、是非ご挨拶をしたいと
マイクを握りました。
後日、各学校に感謝状もお届けしています。
地震から2週間、ほとんどお肉を食べていない人がたくさんいました。
そんな中、400人以上でバーベキューをできたのは、多くの方々の
ご支援のおかげです。皆様本当にありがとうございました。
エンゼルこども食堂としても、素晴らしいスタートの日になりました。
これからも末永くお子さんたちの役に立てるようにがんばります。